自動車の「名義変更」とは
自動車を譲り受けたとき、自動車を相続したとき、に行う手続です。
名義変更は、人から車を買ったとか、もらったとかいう場合、15日以内に速やかにこの手続きをする必
要があります。
名義変更手続きをしないと、車を譲り受けた、前所有者に「自動車税の納付通知書」が届くという事態
が起きるだけでなく、事故を起こした際に「所有者責任」を負う場合があります。
【名義変更手続きに必要な書類】
・
譲渡証明書 譲渡証明書とは、自動車の所有者が新所有者へ譲渡することを証明する書類です。
上段には「現在所有者」の住所・氏名、下の段には「新所有者」の住所と氏名を書
きます。書く際、住所は印鑑証明書の通りに書きましょう。
「現在所有者」「新所有者」共に
実印(印鑑登録印)の押印が必要です。
・
委任状 委任状とは、その名の通り名義変更の手続きを委任するときに必要になります。
これがないと本人の出頭が要求されますので、誰かに任せる場合は用意しましょう。
書き込むのは用紙下にある「委任者」の欄に「氏名」「住所」を記入します。
ここの押印も
実印が要求されます。
・
車検証 これは車の中に必ずあるはずです。現在所有者の方は委任者に、新所有者の方は
現在所有者び車検証を準備してもらうように頼みましょう。併せてA4の
自動車検査証記録事項
も用意してもらいましょう。
・
自動車保管場所 いわゆる
「車庫証明」です。使用の本拠を管轄する警察署で取得します。
申請書 取得には3~4日かかりますので、現在所有者からあらかじめ車検証のコピーを
もらっておくとスムーズに手続きが進みます。
・
納税証明書 自動車税の納税証明書です。同じ年のものを用意しましょう。
・
印鑑登録証明書 現在所有者・新所有者双方の
印鑑証明書が必要になります。